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マニフェストって言っても・・・

公明党の井上義久幹事長は7日、衆院本会議での各党代表質問後、国会内で記者団の質問に答え、大要、次のような見解を述べた。

一、(菅直人首相の答弁について)「政治とカネ」の問題で、「国会での説明責任を果たせ」ということについて、国会に丸投げで積極的にリーダーシップを取ろうという意欲が見られない。(全般的に)具体論に踏み込まず、(首相の言う)「熟議」に値しない。経済、外交政策で開き直りと言い訳に終始し、政治は結果責任という自覚が薄いと感じた。

一、(緊急経済対策について、首相から公明党の政策と「カンガを一にする」との発言があったが)そう言われても(政府の対策の)中身が分からないので評価しようがない。社会保障の与野党協議(の提案)でも、首相はそう言っていたが、私どもはトータルな社会保障を国民の安心のためにつくる。その議論の前提として、民主党がマニフェストで主張している「最低保障年金」や「後期高齢者医療制度の廃止」の具体像を示さないと、議論がスタートできない。

一、(強制起訴される民主党の小沢一郎元代表が議員辞職、離党を否定したことについて)まずは国会での説明責任を求めていく。(首相は)政党としての自浄能力も含めて積極的にイニシアチブ(主導権)を発揮すべきだ。

マニフェスト


参院選前6月20日に実施されたマニフェスト検証大会(21世紀臨調主催)で我われが発表した民主党政権の実績評価のタイトルは“「損ねた信頼、増やした借金」~「友愛」マニフェストの軋(きし)み明らかに~”であった。マニフェストで掲げた政策の実現可能性が低い一方、コストの方は高くついているということである。
 これについては、すでに昨年(2009年)総選挙時のマニフェスト検証大会で危惧されており、政権交代を果たした後はマニフェストに拘泥することなく、状況に応じてカンガを行い、きっちりと説明責任をはたしながら修正を加えていくことが望ましいという指摘がなされた。自公政権は、総理交代のたびになし崩し的にマニフェストを変更したにもかかわらず、それについて有権者に説明することがなく、総選挙で敗北することとなった。指摘は、この教訓を生かすべしという、初めて政権を担う民主党に対する「馬のはなむけ」でもあった。
 はたして民主党は、今回の参議院選挙に向けてマニフェストを大幅に変更してきた。内容の是非はともかく、変えたこと自体は評価すべきではあろう。しかし、変更の理由をマニフェストに示さなかったのみならず、せっかく掲載した自己評価と政策変更の関連も説明しなかった。これでは、普天間問題や政治とカネの問題で支持率を下げたなかで、起死回生をねらった安直な変更であったと捉えられても仕方ない。教訓を活かさず、カンガを侮ったわけであり、敗北は当然の結果と言える。


マニフェストなんて~!!

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